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2012年10月12日 (金)

サイバー版真珠湾攻撃は起こりうる…米国防長官

【ワシントン=白川義和】パネッタ米国防長官は11日、ニューヨークでサイバー攻撃に関する講演を行った。

 人命被害や物理的破壊をもたらし、国家を機能停止状態に陥れる「サイバー版真珠湾攻撃」が起こりうるとして、官民協力による防衛態勢の強化を訴えた。

 長官は「攻撃してくる国家や過激派は、列車を脱線させたり、大都市の水道を汚染したり、送電網を遮断したりすることができる」とし、こうしたサイバー攻撃に通常兵器による攻撃を組み合わせた「最も破壊的なシナリオ」を警告した。

 甚大な破壊や米国人の犠牲をもたらすサイバー攻撃が差し迫っていると探知した場合、「大統領の命令で国家防衛の行動を取る選択肢を持つ必要がある」とも述べ、先制攻撃の可能性にも言及した。

 ロシアと中国はサイバー能力を高め、イランもサイバー空間の利用を図っていると指摘。長官が先に訪中した際、サイバー空間での「判断ミス」を防ぐため、互いに透明性を高める必要性を強調したという。

(2012年10月12日19時41分  読売新聞)

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