ススキノ物語・・・8(ストリップ劇場・美人座の巻)
若い頃、怪しい場所へチョコチョコ顔を出していた。
美人座は狸小路8丁目辺りにあり、定山渓温泉へ抜ける石山通りに近い。
夜は人通りもまばら、酔っ払いが多くフラフラと美人座へ吸い込まれて行った。
美人座の横隣には連れ込み旅館やそれらしきホテルも多く、怪しいネオンが輝いていた。
場内は、たばこの煙が漂い、異常な雰囲気に包まれていた。
早速、開幕ショーの挨拶が流れた。
「本日は当美人座へお越し頂き誠に、ありがとうございます。これより、○○嬢と○○嬢のレスビアンショーが始まります。どうか、ごゆっくりとご観覧下さいますようお願い申し上げます。なお、お願いがございます。踊り子には絶対触らないようにお願いいたします。」
怪しいメロディともに薄い肌着を付けた中年の女性が2人現れた。
一通り訳の分からない踊りが終わったら、濃厚なキスの応酬をしながら相手を脱がせていく。
詳しい内容は省きます、アメーバさんに削除されますので(笑)
バ○ブバンドを付けて攻撃開始。市販されているものよりデ○イ
芸とはいえ、2人は恍惚状態。
ショーが終わった!その時、怪しい動きが会場内であった。なんと数人の女性が暗闇に紛れ、お客さんとモソモソやっている。
売春婦です。お客さんが興奮したタイミングをとらえ、誘っている。
値段の交渉が決まれば、即隣の連れ込み宿へ直行。値段は幾らかは分かりません。
劇場の横隣に旅館やホテルがあった意味がわかった。
このような行為は何度か警察に摘発されているはず。
暴力団からみですから、見張りが立って、手入れが入るのを事前にキャッチするシステムになっている。
こんな状況を見たら白けてきた。その後二度と利用しなかった。
明日は、ススキノ物語・・・9(居酒屋の巻)
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