iPS臨床研究、神戸の病院に申請…理研チーム
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の高橋政代・プロジェクトリーダーらの研究チームが、iPS細胞(新型万能細胞)を用いた網膜再生治療の臨床研究の実施を、先端医療センター病院(同市)に申請したことが1日わかった。
近く同病院の倫理委員会で審議される。同病院が読売新聞の取材に対し、10月31日に申請があったことを明らかにした。同チームはすでに理研の倫理委に対しても同様の申請を終えている。
理研と同病院の倫理委は今後、それぞれに移植の安全性や有効性を検討。承認されれば、理研が厚生労働省に審査を申請、来年度にも移植が実施される。手続きが順調に進めば、iPS細胞を実際に使う世界初の治療となる可能性が高い。
(2012年11月1日16時55分 読売新聞)
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