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2013年3月26日 (火)

どうぶつナビ:化粧品開発などで多くの命が犠牲になっています。

毎日新聞 2013年03月26日 東京朝刊

 ◇動物実験廃止求める声

 ◇代替法での安全確認に期待 毛皮販売停止訴え

 動物実験を経て開発される化粧品や、動物の皮で作られる毛皮製品。美容やファッションのために多くの動物が犠牲になるなか、消費者が「美しさに犠牲はいらない」と声を上げることで動物の命を救おうという活動が広がっている。

 日本では、すべての化粧品に動物実験が義務づけられているわけではない。化粧品の安全性確認は原則、企業が自己責任で行う。国への申請は必要ない。ただし薬事法で「医薬部外品」に分類される化粧品は、新しい成分を使う場合に厚生労働相の承認が必要だ。そこでは目や皮膚への刺激を調べる毒性試験が義務づけられている。

 一方、欧州連合(EU)域内では04年、化粧品の完成品を使った動物実験が禁止された。その後、動物実験された原料を使った化粧品の取引も禁止された。この時は一部の毒性試験が例外とされたが、今月11日には完全に禁止された。

 EUでの完全禁止を受け、東京・日比谷で10日、「美しさに犠牲はいらない 化粧品の動物実験を考えるシンポジウム」が開かれた。女優の杉本彩さんやファッションジャーナリストの生駒芳子さんら著名人を含む約200人が参加。主催団体のひとつ、NPO法人「動物実験の廃止を求める会」の亀倉弘美理事(38)は「犠牲にされてきた動物にとって、11日は歴史的な日。日本にも実験廃止の波がやってきている」と喜んだ。

 実際に、国内大手の資生堂(東京都中央区)は10年3月、「動物実験廃止を目指す」と公表。自社の実験廃止(11年3月)という段階を踏み、今月末に外部委託も含めて動物実験を全廃する。また、マンダム(大阪市中央区)も今月8日、「外注委託を含めて動物実験は実施していないし、今後も動物実験を行わない方針だ」とホームページで公表した。

 すでに安全性が確認された原料を使うか、培養細胞を使うなど動物実験以外のやり方で安全を確認する方法(代替法)が確立されれば、動物を犠牲にすることなく化粧品を製造できる。

 厚労省医薬食品局審査管理課は06年7月、「経済協力開発機構(OECD)が採用する代替法は利用してよい」との通知を出しており、日本や欧米、韓国などの公的研究機関が協力して、代替法を評価する仕組みもできつつある。

 シンポジウムに参加した女性(32)は「動物の命と引き換えに美しさを手に入れたいとは思わない。動物実験をしない化粧品会社を選ぶことで、実験をしている企業の姿勢を変えたい」と話した。

   *

 「美しさに犠牲はいらない」という主張はファッション分野にも及んでいる。

http://mainichi.jp/feature/news/20130326ddm013100036000c2.html

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