第36回北海道を歩こう
5月26日、第36回ウォーキング大会「北海道を歩こう」が札幌市真駒内~千歳市支笏湖間33キロが開催された。当日は好天に恵まれ33キロコース1895人、10キロコース1653人が参加した。ウォーキング大会は競技ではなく完歩することが目的である。近年君塚正道ウォーキングインストラクターによるスピードウォーキングが普及しつつある。
今回の大会でも、トップを争うスピードウォーキングと景色を見ながら日頃の運動不足を解消しようとする人たちに別れた。
大会には年齢制限がないことから園児から80歳代のお爺ちゃんまで幅広い参加者であった。
会場には複数のテレビ局や新聞社が取材に来ていた。
私は、昨日から風邪にやられ、体調は今一であることから参加するかリタイアするか迷いながら会場へ行った。一応受付を済ませ、スタート地点に並んだ。トップを争う積りは毛頭なく、列の中盤に並び、スタートを待った。この間準備体操もあったが、体が怠いことから体操はしなかった。
続々と参加者が会場に現れた
小学生らしい子ども達
中ほどに並んだことから800人程ゲートを出てからスタート。何時もなら追い抜きをかけるが、気力がわかない。こんな状態で1キロ程行ってから、俄かにやる気が出て来た。10キロ辺りでトップの姿が見つかれば儲けもの。
おじいちゃんがノルディックウォーキング。頑張ってます。
前方にトップらしき人がいた
近付いて見ると、間違いなくトップグループ。約13キロ地点。何しろこのグループは早い。スピードウォーキングで漸く追いついた。この時点で先導員がいたことから先導員を追い越すのは違反。先導員は22キロ地点でいなくなることから、勝負はその後。後ろの方は先導員。
恵庭峠(22キロ地点)に差掛ったところで最後尾から初めて前に出て見た。体調はいつの間にか絶好調になっていた。私の作戦はいつも一気に出る事である。後ろを振り向かずペースを上げた。残りが11キロあるが問題でない。
その頃から先導車が付くようになった。彼らは1キロ毎に止まり私を待っていて、追いつくと又1キロ先で待っている。
審判員から注意を受けた。理由は走ってはダメだと言う。私は違う走っていないと反論。この人たちはスピードウォーキングついて知識がないのだ。
私は走法を説明した。私の走法はスピードウォーキングと言って、ウォーキングの基本は全て走法に入っている。
①踵着地でけり足の筋を真っ直ぐ伸ばしている
②片方の足は必ず着地している。
審判員は納得し以後クレームはなかった。
残り8キロ地点から余裕が出て来た。後方を振り向くことができた。何度も確認したが人影は見当たらない。
ゴール地点には新聞社のカメラマンがいて何度もポーズを要求された。この瞬間だけ英雄気取りである。
完歩証・タイムは4時間54分、ちなみに昨年は4時間50分
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