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2016年3月24日 (木)

食糧自給率39%・餓死3千万人

先日

賞味期間が7ヶ月過ぎた「運河焼肉豚ちゃん」1年6ヶ月過ぎた「讃岐うどん」を食べたが、味や体調に異常はなかった。

このパッケージには消費期限はないことから、消費者は賞味期限の切れたものは捨てるのが殆どである。

世界に目を向けると、餓死で一日4~5万人亡くなっているその内、7割は子どもである。お腹をへらし、お母さんご飯食べたい、食べたいと泣きながら、力つきて死んでいく子どもたち。

日本に目を向けると、食糧自給率39%その内穀物の自給率は28%。輸入は 6割以上で年間輸入量は5800万トン。

ところが、その内1940万トンも捨てているのだ。その内家庭で捨てるのは1000万トン(11兆円)。この処理費用だけでも2兆円費やしている。

この捨てた1940万トン。毎日3000万食は途上国5000万人分の食料になるのだが、飽食日本は罪深い人種である。

これからTPP加盟国となるであろう日本。そうなれば、さらに食糧自給率(39%)は低下する。

地球は温暖化が進み。凄い勢いで南極や北極の氷が解けだしているという。

また、アフリカ方面では砂漠化が進み、米国やカナダ、オーストラリア、ロシア、中国などで干ばつにより食料の生産に大きな影響が出始めている。

もし、輸入大国日本はこれらの影響をもろにかぶり、輸入が途絶えたならば、1年後には3000万人が餓死すると言う。

賞味期限に戻るが、食べれるのに何故捨てるシステムになったのか?これには商社等の利害関係が大きく係っている。

讃岐うどんの賞味期限は2015年7月28日であった。1日前で殆ど販売ルートから消えたはずである。

輸入商社等は、即原料を販売ルートに乗せるシステムになっているのだ。

よって、全て廃棄処分。もし、賞味期間を2週間延ばすと。年間売り上げが大幅な減収となる。

賞味期限は、食品の安全にかこつけて商社等が儲かるシステムになっている。

政府は、あらゆる食品の賞味期限や消費期限を今一度見直しをし、余剰食品を途上国の子ども達に行き渡るシステムを構築すべきである。

食糧を約6割以上輸入していながら、世界一の残飯大国。その汚名を返上して貰いたい。

穀物自給率(2011年)、食糧自給率(2014年)は農林水産省資料

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