臭い話し
昔の話しを穿(ほぞく)り返して申し訳ないが、ある書物に書いてあった話し。これは相当臭い話なので我慢して頂きたい。我慢できない方はご自由にお引き取り願いたい。
ここは、ある山村部落、戸数は30軒ばかしの貧農。家と家との距離は50mも離れていた。この部落に一人変わり者がいた。名を与平という。
与平には、嫁さんや子供6人がいた。与平は働き者であるが、村人からは変わり者と言われていた。
ある時、権平が与平の家を訪ねた。玄関に入るなり、物凄い異臭が立ち込めていた。おもわず権平は外にでた。中ではなにやら煮炊きをしているらしい。
権平は、はたと中で行われている煮炊きは何であるか気づいたが、まさかそんなことはある筈がない。
だが、予想は的中した。煮炊きのブツは糞だったのだ!糞を大なべに入れぶつぶつ煮込み肥料効果を上げているのだと、与平がいう。
ただでさえ臭い糞を煮炊きするものだから、この世の終わりを連想させる臭い。さすがの権平もフラフラになり家に戻り、この事実を家内に話した。
この噂は、あっという間に広がり、誰も与平の所へは寄りつかなくなった。
ところが、村の集まりの連絡に権平が再び訪れることとなった。
権平は用事を伝えすぐ帰る積りでいた。
玄関に入ったところ、丁度、与平家では夕食の真っ最中であった。与平はどぶろくを飲んでいた。
これ、権平や何しに来た。
権平は用事を伝え帰ろうとしたところ、権平や折角来たのだから一杯飲んで行け。
権平は酒には目がないので、上がり場に腰を掛けた。
ちょいっとストーブに掛けてある鍋が目に入った。忘れもしない、この間糞を煮たてていた鍋である。
鍋物を食わなければいいのだ、一杯だけよばれるか。
なみなみつまれたどぶろくを一息に飲んだ。ん?糞くさい・・・・
あっ!どぶろくを作るとき、あの鍋で蒸すたな!
今度は鍋から肉が出てきた。この頃権平は酔っ払い、しっかり糞のことは忘れていた。(笑)
3月ラン&ウォーキング日記(37ヶ月連続100万歩挑戦)
①3月の目標 100万歩「1日32.500歩(26.0km)」
②3月16日の実積 37.840歩(30.3km)
③3月トータル632.236歩( 505.8km)
④達成率62.8%
今日も皆様にとって、素敵な一日になります様に。
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