明治天皇が沢水をご飲料なされた場所
数年前にも記事にしたが、先日ラン&ウォーキングで前を通った事から、記事を若干修正し転載致します
国道5号線を銭函へ入ると、左側にこんな石碑がある。
御膳水宮碑(ごぜんすいぐう)である。小樽市見晴町にある史跡。
1881年(明治14年)、明治天皇が北海道巡幸中に休憩を取った際、当地の沢の水を飲料用に供出したことを記念し、碑が建てられた。
向かって左には家型の御膳水宮碑、中央には御巡幸御膳水碑がある。右側の井戸を模した記念物は、碑に比べるとやや新しい造りである。
自動車の往来が激しい国道の脇に、神社があるわけでもなく、碑だけがポツンと立っている。
訪れる人もなく、その存在に気づく人は少ない。
御膳水宮
右側の井戸を拡大
先日通り掛かった時、井戸の中を覗いてびっくり。
水は少したまっていたが、管理されていないことからヘドロ状である。
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