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2019年8月24日 (土)

我が町の今昔物語・光風館

札幌市手稲区富丘に札幌近郊では最高の温泉旅館、光風館があった。定山渓でさえ1軒よりなかった時代である。

明治26年(1893年)11月3日に小樽の東幸三郎が開業したもので、当時は竜宮城にたとえられるほど豪華な温泉旅館でした。

昭和の初期には徳川喜久子(とくがわきくこ)姫(昭和5年に18歳で高松宮妃となる)が学生のころ、夏休みをここで過ごされた。

高松宮宣仁親王は大正天皇第三皇子


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当時の光風館は国道5号線から石畳の舗装道路があり、道路の淵はスズランの群生地で季節になれば香ばしい匂いが漂っていた。交通機関は4輪の乗合馬車であった。

光風館への道

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陸橋を抜けると光風館跡を見ることが出来る。


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他に、大正11年(1922年)12月に海賊の江連力一郎(えづれりきいちろう)が軽川駅で逮捕された時に、直前に宿泊していたのが光風館ということでも知られるようになりました。
富丘今昔物語・手稲開基110年誌手稲の今昔参照・非売品 
光風館

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昭和15年(1940年)頃には経営困難となって閉鎖された。
その後、昭和30年(1955年)に小寺アキによって、新しく手稲温泉北家として復活し、三眺荘・ヘルスセンターがとなりで営業していましたが、昭和50年に廃業しました。建物はしばらく残っていましたが、これも平成6年(1994年)に火災にあって失われました。

 

 8月ラン&ウォーキング日記


①8月の目標 75万歩
1日25.000歩(20.0km)

②8月24日の実積
25.969歩(20.8km)

③8月トータル
678.439歩(542.8km)

④達成率87.5%

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