函館弁
函館は私の故郷である。幼い頃の遊びは山や川を相手に暗くなるまで遊んでいた。札幌に出て早や数十年の月日が流れた。
北海道が蝦夷地と呼ばれていたころ、全国各地から人々が集まってきた函館。その為か全国各地のお国訛りが飛び交い、やがて函館弁が生まれた。
函館市街地の漁村部では、東北出身者が多く住みつき、それがいつのまにか浜言葉となり、これらの言葉が入り交ざったのが今日の函館弁と言えるかもしれません。
函館弁は荒い言葉で喧嘩のように聞こえるが、温かみがあり人懐っこいイントネーションが慣れると味のある言葉である。
私と第三者の会話をお楽しみください^^
①ある時、ススキノ(札幌の飲食店街)からタクシーを拾い行き先を告げた。
私:とみおが(とみおか)までやっでけれ
運転手:あんた函館の人かい?
11文字だけで出身地がばれました^^
②ホステスとの会話
ホステス:函館はイカが美味しいわよね
私:函館のイがは最高さ
ホステス:イがって何?
私:イがだよイが、イががわからねえのか。
全員で大笑いしたことがある。
③交通事故で札幌西警察署へ
出頭し刑事の事情聴取があった。この時は一通り名前や年齢、住所を言っただけで、あんたは函館の人ですか?と聞かれた。
話していると、この刑事のしゃべり方も私と同じ、お互い函館出身者と言うことで、刑事の取り調べは親身であった。この時の事故は私が100%の被害者。
④またしても警察での事情聴取
今回は函館管内でのスピード違反、オービス(自動速度取し締まり機)に30キロオーバーでキャッチされあえなく御用。この時函館中央署へ呼び出され、調書を取られた。
この時も函館出身だということが即ばれた。帰り際、わざわざ札幌からご苦労様と言われ廊下まで出て見送ってくれた。
そのあと8万円の罰金がきたのは言うまでもない。結局函館を往復したので10万円の損失額(笑)。
函館弁には函館独特の「濁り」がはいる。
はこだて=はこだで
いく=いぐ
イカ=イが
それでは、函館弁を並べてみます
ぜんこ(お金):ぜんこ貸してけれ
へっぺ=(性行):したいな
ぼっこ(棒):お前ぼっこで叩かれるぞ
げっぱ(ビリ):走ればいつもげっぱだな
投げる(捨てる):そこのゴミを投げて
なまら(すごく):これなまら旨いな
ばくる(交換):帽子俺のとばくるかい
じょっぴんかう(鍵をかける):じょっぴん忘れないでよ
ねまる(座る):いつまでもねまるな、そろそろ仕事だ
あやつける(恰好つける):あいつがらになくあやつけるやつだな
つっぺかう(栓をする):鼻血でたらつっぺかうんだぞ
かぜる(仲間にいれる):おまえかぜるから遊ぼう
がおる(やつれる):おまえがおってるけどやり過ぎじゃない^^
おばんです(こんばんわ):やぁ!おばんです
ほいど(卑しい人):ほいどまた来たか
べこ(うし):べこの乳搾ってこい
まだ沢山ありますが、函館市内では死語になっているものもある。漁村や農村では結構使かわれている。
方言について文化庁はこのように仰っておる。
方言は地域の文化を伝え,地域の豊かな人間関係を担うものであり,美しく豊かな言葉の一要素として位置付けることができる。「方言の尊重」とは,国民が全国の方言それぞれの価値を認識し,これらを尊重することにほかならない。
ラン&ウォーキング日記
3月の目標
108ヶ月連続75万(600km)以上に挑戦(既に達成した100万歩連続60ヶ月含)
2023年3月17日
累計歩数
142.326.615歩
距離 約113.61km 、地球1周4万キロとして2.84653 周
①3月の目標 75万歩1日25.000歩(20.0km)
②3月17日の実績35.552歩(28.4km)
③3月トータル605.177歩
(484.1km)
達成率80.7%
今日も皆様へ素敵な1日が訪れますように!
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