文化・芸術

2012年10月27日 (土)

学校読書調査:中・高校生一番好きな作家は山田悠介

毎日新聞 2012年10月26日 21時00分(最終更新 10月26日 21時15分)

 毎日新聞が全国学校図書館協議会(全国SLA)と合同で実施した「第58回学校読書調査」の結果が26日まとまった。中学生と高校生に一番好きな作家を聞いたところ、1位はともにホラー作家の山田悠介で、他を圧倒した。

 全国の公立学校に通う小中高校生を対象に6月に実施、1万1313人の回答を得た。

 あらかじめ選んだ30人から一番好きな作家を答えてもらうと、中学生は18%、高校生は22%が山田悠介を挙げた。2位は中学生があさのあつこ(8%)、高校生が東野圭吾(12%)だった。

 山田悠介は、若者を主人公に猟奇殺人や自殺などを奇抜な発想で描く作家。01年に自費出版した「リアル鬼ごっこ」が49万部のベストセラーになり、10作品以上が映画やドラマ、舞台化されている。女子にファンが多く、中学女子は21%(男子14%)、高校女子は24%(男子21%)が一番好きと答えた。

 一方、中学生の27%、高校生の19%は好きな作家を答えず、夏目漱石、芥川龍之介ら「文豪」は全員3%以下にとどまった。

 小学生には30の本から一番好きなものを選んでもらった。1位は「かいけつゾロリ」25%、2位「妖怪レストラン」14%、3位「魔女の宅急便」11%だった。【中村美奈子】

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    2012年10月12日 (金)

    「莫氏、中国の不愉快な真実語る」…授賞理由

    【ストックホルム=三井美奈】莫言氏へのノーベル文学賞授賞を発表したスウェーデン・アカデミーのペーテル・エングルンド事務局長は11日、読売新聞など一部メディアとの会見に応じ、莫氏の作品は「現代中国の不愉快な真実を語っている」と指摘した。

     事務局長は、11月の中国共産党大会を前に、指導部は「莫氏の作品をぜひ読んでほしい」と訴えていた。

     エングルンド事務局長は莫氏の文学表現について、「普通の中国人が直面する暴力や貧困、苦悩など、生活の本質に迫った。1本の髪の毛が地面に落ちる音を伝えるような、非常にリアルな描写が生きている」と高く評価した。

    (2012年10月12日13時31分  読売新聞)

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    2012年10月 6日 (土)

    アイルワースのモナリザ:難しい鑑定 真贋以外にも価値

    毎日新聞 2012年10月06日 14時52分(最終更新 10月06日 15時34分)

    レオナルド・ダビンチ作とされる「アイルワースのモナリザ」(左)と、ルーブル美術館所蔵の「モナリザ」(斜めから撮影)=AP

    レオナルド・ダビンチ作とされる「アイルワースのモナリザ」(左)と、ルーブル美術館所蔵の「モナリザ」(斜めから撮影)=AP

     「アイルワースのモナリザ」は、本当にレオナルド・ダビンチ(1452〜1519年)が描いたのか−−。先月、「本物」とする鑑定結果が発表され、世界の関心が集まっている。「アイルワース」は一体どんな作品なのか。真贋(しんがん)論争が決着する日は来るのか。

     「アイルワースのモナリザ」は1913年、英ロンドン市西部のアイルワースで発見されたことから、研究者の間でこう呼ばれてきた。複数の所蔵家を経て、現在はスイスのチューリヒに本部を置くモナリザ財団が事実上管理する。先月27日に記者会見し、「若いモナリザを描いた作品」と発表したのも同財団で、公式サイトによると「アイルワース」の研究を推進するために設立され、銀行経営者が代表を務める。

     この絵は、昨年から今年にかけて静岡、福岡、東京を巡回した「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展(毎日新聞社など主催)で世界初公開されるまで、専門書の図版で知られる程度だった。縦84・5センチ、横65・7センチ。パリのルーブル美術館の「モナリザ」は縦77センチ、横53センチと小ぶりだが、左手に右手を重ねたポーズはほぼ同一だ。財団は、35年以上調査を続け、顔の比率や隠れた技術が同じ▽紫外線・赤外線調査や炭素年代測定などのテストで16世紀初頭の絵と確認できる、とした。

     一方、異論を唱える研究者も多い。ルーブル版がポプラの板に描かれているのに対し、キャンバスに描かれていることなどが指摘されている。財団は、ダビンチはキャンバスに強い関心を寄せ、布を描いた習作でも使用している、としている。

     もともと、ダビンチの「モナリザ」については、16世紀の画家・建築家バザーリが書いた「芸術家列伝」やドイツで発見された1503年の記録などを根拠に、複数の研究者が2点ある可能性を指摘していた。一人の画家が同じ題材を複数描くことは現代でもある。ダビンチが生きたルネサンス期に人気を得た絵画は、弟子が複製画をつくったり、後世の画家が模写したりすることもよくあり、鑑定は容易ではない。

     「美の理想」展は、ルーブル版「モナリザ」から生まれた女性像の広がりを紹介。「アイルワース」は作者を特定せず、ダビンチによる「1503年の未完成作説あり」と説明された。そのほか、後世の画家の模写や版画など、十数点の「モナリザ」が並んだ。

    続く

    http://mainichi.jp/select/news/20121006k0000e040216000c2.html

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    平等院:鳳凰堂の扉絵、初の一般公開

    毎日新聞 2012年10月05日 21時33分(最終更新 10月06日 00時54分)

    平等院鳳凰堂の創建以来、初めて取り外され一般公開される国宝「日想観図」が描かれた扉(右)と復元画=京都府宇治市の平等院ミュージアム鳳翔館で2012年10月4日、竹内紀臣撮影

    平等院鳳凰堂の創建以来、初めて取り外され一般公開される国宝「日想観図」が描かれた扉(右)と復元画=京都府宇治市の平等院ミュージアム鳳翔館で2012年10月4日、竹内紀臣撮影

    「布引の滝」の雄滝=神戸市中央区で2012年10月5日、本社ヘリから竹内紀臣撮影

    「布引の滝」の雄滝=神戸市中央区で2012年10月5日、本社ヘリから竹内紀臣撮影

     平等院(京都府宇治市)は5日、平安時代中期の創建(1053年)当初に描かれた鳳凰(ほうおう)堂の扉絵「日想観図」(国宝)のモチーフが、藤原摂関家と関係が深い名勝「布引の滝」(神戸市)の可能性が高いと発表した。剥落が激しいが、近赤外線撮影などで4本の滝が描かれていたことが判明。復元画とともに、6日から境内のミュージアム鳳翔館で創建以来初めて一般公開される。 

     日想観図は鳳凰堂の四方に14面ある壁扉(へきひ)画(国宝)のうち、本尊阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)の後方(西扉)にあたる左右の2面(1面は縦約2.6メートル、横約1.2メートル)。他の扉絵は1970年代から別の場所で保管しているが、西扉は通用門として使用されてきた。

     図柄は、山の仏堂で女性が赤紫の海に沈む金色の太陽を拝みながら、極楽浄土を思い浮かべる修行「日想観」を表現。蛍光撮影などで従来の滝2本に加えてさらに2本があることが分かった。

     平等院は(1)4本ある滝や山と海、島と夕日の位置関係(2)平等院を創建した藤原頼通の子・師実(もろざね)が布引の滝を見物したとの記録が「栄花物語」にあり、古歌にしばしば登場(3)漁師が内海に仕掛けていた網代(あじろ)の絵−−などから布引の滝と推測した。

     奈良女子大の加須屋誠教授(日本美術史)は「海の夕日の日想観図は珍しい。しかし、昔、四天王寺(大阪市)が海に面していた頃、西門から太陽を拝んで修行していたことはよく知られており、大阪湾を描いても不思議ではない」としている。特別展は12月14日まで。堂内部は14年3月まで拝観停止中。【村瀬達男】

    http://mainichi.jp/feature/news/20121006k0000m040093000c.html

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    2012年10月 3日 (水)

    芥川龍之介:出世作「鼻」など4作品 直筆完成原稿公開へ

    毎日新聞 2012年10月03日 15時00分(最終更新 10月03日 15時08分)

    芥川龍之介の代表作「鼻」の冒頭部分の直筆完成原稿=川島幸希・秀明大学長提供

    芥川龍之介の代表作「鼻」の冒頭部分の直筆完成原稿=川島幸希・秀明大学長提供

     今年、生誕120年を迎えた作家、芥川龍之介(1892〜1927年)の出世作「鼻」(1916年発表)など4作品の直筆完成原稿が11月、秀明大学(千葉県八千代市)で初公開される。「鼻」はこれまでに草稿が公開されているが、編集者に提出する直前まで推敲(すいこう)を重ねている完成原稿の公開は初めて。

     公開されるのは、近代文学の研究者で、直筆原稿の収集家でもある川島幸希(こうき)・秀明大学長(51)が所蔵する「鼻」「開化の殺人」「山鴫(やましぎ)」「浅草公園」の計4作品。編集者に提出したペン書きの完成原稿で、「鼻」は文芸誌「新思潮」の創刊号に掲載された。いずれも当時の編集者が保管していたものが、何らかの経緯で古書業界に一時流出していたとみられる。【福田隆】

     ★芥川龍之介の「鼻」 異常に長い自らの鼻を気に病む僧を主人公にした短編で、「今昔物語」と「宇治拾遺物語」に着想を得ている。師事した夏目漱石が高く評価し、「新小説」にも再録され、芥川の文壇デビュー作となった。

    http://mainichi.jp/select/news/20121003k0000e040226000c.html

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    2012年9月24日 (月)

    世界の雑記帳:NYのコロンブス像を「部屋」で鑑賞、日本人芸術家が制作

    2012年09月24日 15時03分

    9月21日、ニューヨーク市マンハッタンで、コロンバス・サークルにそびえ立つコロンブス像を使ったパブリックアートが話題を呼んでいる(2012年 ロイター/Shannon Stapleton)

    9月21日、ニューヨーク市マンハッタンで、コロンバス・サークルにそびえ立つコロンブス像を使ったパブリックアートが話題を呼んでいる(2012年 ロイター/Shannon Stapleton)

     [ニューヨーク 21日 ロイター] ニューヨーク市マンハッタンで、コロンバス・サークルにそびえ立つコロンブス像を使ったパブリックアートが話題を呼んでいる。

     高さ21メートル超のモニュメントの先端にあるコロンブス像を囲むように部屋が作られ、見上げるのではなく、「目の高さ」で同像を鑑賞できるようになっている。部屋にはソファが設置され、くつろいだ雰囲気でこの空間を楽しめるほか、窓からはセントラルパークやマンハッタンの通りを一望できる。

     このパブリックアートを制作したのは日本人アーティストの西野達さん。数年前に同市から依頼を受けたという。西野さんは4―5日かけて市内の彫刻やモニュメントを見て回り、最終的にコロンブス像に決めたとし、この作品について新たな視点で同像を眺めることができると語った。

     入場料は無料で11月18日まで公開されている。

    http://mainichi.jp/feature/news/20120924reu00m040002000c.html

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    2012年9月17日 (月)

    北海道になぜ「鳥取」地名?開拓移住の歴史

    http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120915-OYT1T00831.htm?from=main7

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    2012年9月12日 (水)

    正倉院正倉:天平より大正の瓦が腐食進む 再び新調へ

    毎日新聞 2012年09月11日 22時14分(最終更新 09月11日 22時28分)

    瓦が取り外され修理中の正倉院の屋根=奈良市で、三浦博之撮影

    瓦が取り外され修理中の正倉院の屋根=奈良市で、三浦博之撮影

     約100年ぶりの修理が進む奈良市の正倉院正倉(国宝、8世紀)の屋根瓦の下地について、宮内庁は11日、天平時代の瓦が多い東側と比較して、大正時代に瓦を新調した西側で腐食が進んでいたと発表した。宮内庁は「大正時代の瓦の焼きが甘く、湿気がこもりやすいふき方をしていた」と分析しており、西側の瓦を再び新調するという。

     宮内庁によると、瓦は約3万5400枚あり、このうち天平時代のものは865枚で、ほとんどが東側で使用されていた。西側は1913(大正2)年の解体修理で全面的に新調された。

     今回の修理で、屋根瓦を全て取り外したところ、下地の木材の腐食が西側で進んでいた。西側は瓦と瓦の隙間(すきま)がほとんどなく、瓦自体も焼きが不十分なため、水気を逃がしにくい「蒸れ腐れ」の状態になっていたとみられる。

     正倉院正倉の修理方針を決める懇談会の座長、鈴木嘉吉・元奈良文化財研究所所長は「大正時代は(修理の)業(わざ)が足りなかったのかなと思う」と話した。【伊澤拓也】

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    2012年9月 9日 (日)

    世界遺産:白川郷揺らす民間駐車場 景観どう守る

    http://mainichi.jp/select/news/20120909mog00m040025000c.html

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    2012年9月 5日 (水)

    未来技術遺産:ウォークマン1号機など21件登録

    毎日新聞 2012年09月04日 19時12分(最終更新 09月04日 20時30分)

    未来技術遺産に登録された「ウォークマン」の1号機=国立科学博物館提供

    未来技術遺産に登録された「ウォークマン」の1号機=国立科学博物館提供

     国立科学博物館は4日、次世代へ引き継ぐ意義のある重要科学技術史資料(愛称・未来技術遺産)に、国産第1号の自動車タイヤや、携帯型ステレオカセットプレーヤーの「ウォークマン」の1号機など21件を登録したと発表した。他に世界初の実用小型ディーゼルエンジン、国産初のLPレコードも選ばれた。

     今回で5回目。同博物館が調査した1万3238件(11年度末現在)から選ばれた。

     国産第1号タイヤは1913年、住友ゴム工業(神戸市)の前身のダンロップ護謨(ごむ)(極東)が作った。膜状のゴムを何枚も重ねる方法で、1日に25本程度の製造にとどまった。ウォークマンはソニー製作で、世界中で大ヒットした。79年発売当時の価格は3万3000円。

     国産初のLPレコードは日本コロムビア(東京)製作で、電線の被覆などにも使われる塩化ビニール製。1951年にベートーベン作曲「交響曲第9番」など4作品が発売された。小型ディーゼルエンジンは漁船や耕運機用としてヤンマー(滋賀県)が1933年に開発。改良型が現在も世界中で利用されている。

     登録資料のパネルが11日から11月4日まで、東京・上野公園の同博物館で展示される。【野田武】

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