任天堂:Wii後継機にSNS機能
毎日新聞 2012年06月04日 21時23分(最終更新 06月04日 21時43分)
任天堂は4日、年末商戦で発売予定の据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」の後継機「WiiU(ウィーユー)」に、オンライン上で他のプレイヤーと交流できるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)機能を搭載すると発表した。
ホームページの動画で岩田聡社長が明らかにした。
「Miiverse(ミーバース)」というネットワーク機能を使い、コントローラーに搭載した6.2インチのタッチスクリーンで文字を入力したり、ビデオチャットなどで他のプレイヤーと交流ができる。ゲームの攻略情報を交換したり、感想などのコメントを書き込んだり読んだりできる。スマートフォン(多機能携帯電話)やパソコンからも利用できるようにする予定。
任天堂は8月以降に発売するすべての自社ソフトで、インターネットを通じたダウンロード販売を始める方針。SNSを含むオンライン事業を強化し、ネットでの収益拡大を図る。
また、コントローラーの名称を「Wii Uゲームパッド」に決めたことも発表した。ゲーム機本体やテレビの電源を入れたり、チャンネル切り替えができるリモコン機能を搭載。無線通信のリーダーを内蔵し、対応したカードの読み取りや書き込みもできる。
任天堂は6日(現地時間5日)に米ロサンゼルスで開幕するゲーム見本市「E3」で商品をお披露目し、遊び方やソフトなど詳細を発表する予定。【鈴木一也】
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