大リーグ:Rソックス“仰天トレード”レギュラー出して監督取り
2012年10月22日
レッドソックスの新監督に、今季ブルージェイズで指揮を執ったジョン・ファレル氏(50)が就任することが20日(日本時間21日)、分かった。同氏はブ軍と3年契約の2年目で来季契約を残していたが、レ軍がレギュラークラスの選手を譲渡することで合意した。トレード要員は内野のユーティリティーで今季13本塁打、60打点だったアビレスが最有力となっている。
交換トレードのような形で指揮官が移籍するのは異例。しかも、同地区のライバル球団からの引き抜きとあって、複数の米メディアは「既にレ軍はファレル氏と複数年契約をとりつけた」とも報じている。レ軍は今季69勝93敗で東地区最下位。10月には成績不振を理由にボビー・バレンタイン監督を解任した。同氏は07年から4年間、レ軍で投手コーチを務め、松坂らを指導した。07年にはリーグ1位のチーム防御率3.87で世界一にも輝いた。球団関係者も「選手からの信頼は今でも厚く、最適な人物」と語る。来季のレ軍残留が決定的な田沢にとっても頼もしい新監督誕生となりそうだ。
▽大リーグでの過去の仰天移籍 昨年9月にはマーリンズがホワイトソックスのオジー・ギーエン監督を引き抜いた。契約を1年残していたが、ホ軍が同26日に契約を解除し、2日後の28日にマ軍と正式契約を交わした。10月にはカブスがレッドソックスと契約期間中だったセオ・エプスタインGMを獲得した。事前にレ軍に申し合わせがなく、強奪した形となったため、波紋を呼んだ。最終的にはレ軍にマイナー選手2人、カ軍にはマイナー選手1人が移る「2対2」の交換で決着した。(スポニチ)
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