医学

2013年12月 7日 (土)

日本初の人体解剖

江戸中期頃、人体の体の仕組みはどうなっているのか、誰も知らなかった。例えばオシッコはどうやって出てくるのか、ウンコはどうやって出てくるのか。まして、女のアソコはどうなっているか知る由もなかった。

医者や住民は死んだ人の体を裂くことに関し大きな抵抗を感じタブーとなっていた。山脇東洋は解剖の許可を何度となく京都所司代に嘆願書をだしていたが、ようやくその許可がでた。

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1754年、宝暦4年閏2月7日、京都所司代直属の隠密役山脇東洋は喜びを隠しきれなかった。西河原御仕置場にはざんばら髪で白い着物を着せられた5人の罪人が引っ張り出された。

罪人は狂ったように悲痛な叫び声を上げた。

刑吏が、刀を抜いた。

刑吏は首をはねる前に必ず聞く言葉がある「あの石にかぶりつけるか」

首を斬った瞬間、目の前にある石にかぶりつけるかと聞く、今まで誰もできなかった。

罪人の気持ちを和らげるためであるが、「そんなぐらいは・・・」といったらしめたもの、刑吏は一気に刀を振り下ろした。首は血吹雪とともにコロリと落ちた。

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国内解剖1号となったこの男、屈嘉に「利剣夢覚信士」と戒名され京都誓願寺の墓。地には山脇東洋の墓とともに供養碑がたてられている

図は小学校教科書、杉田玄白の解剖風景

2000年度版社会(東京書籍)

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杉田玄白はオランダ医学書を翻訳し解体新書とし、解剖をおこなっている。山脇東洋はこれより17年前に人体解剖をおこなっていた。

東洋の場合の解剖は刑吏が行った。東洋は手術部分に墨で印をつけ、そこを刀で切り取っていた。

藤田雅矢「糞袋より一部引用」

 

ウォーキング日記

12月の目標 775.000歩「1日25.000歩(20.0km)」
12月6日 走法 ラン&ウォーク39.131歩「31.3km」
12月トータル82.587「66.1km」

達成率55.1%

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2012年11月 1日 (木)

質問なるほドリ:日本脳炎ってどんな病気?=回答・斎藤広子

毎日新聞 2012年11月01日 東京朝刊

 <NEWS NAVIGATOR>

 ◇致死率18%、後遺症も 新ワクチン、なお副作用疑い

 なるほドリ 厚生労働省(こうせいろうどうしょう)が31日の専門家の会議で、「日本脳炎(にほんのうえん)ワクチンの接種で237件の重い副作用(ふくさよう)の報告があった」と明らかにしたけど、日本脳炎ってどんな病気なの?

 記者 日本脳炎ウイルスに感染した豚の血液を吸った蚊が媒介して人へ感染します。名前は日本脳炎ですが、日本からインドくらいまでのアジア南部の国々で流行している病気です。

 Q 国内の患者数は?

 A 地域によって大きく異なります。昨年までの過去10年間に57人の患者が報告されましたが、大部分は、九州・沖縄地方と中国・四国地方でした。

 Q どんな症状が出るの?

 A 感染しても多くの人は症状が出ませんが、100〜1000人に1人が脳炎になります。脳炎には有効な治療法がなく、致死率(ちしりつ)は18%にもなります。また、回復しても半数に後遺症(こういしょう)が残ります。

 Q 恐ろしい病気だね。ワクチンで予防できるの?

 A 最初のワクチンは、1954年に世界で初めて日本で開発されました。当時、国内では年に5000人近い患者が出ていましたが、ワクチン接種が積極的に行われるようになった67年以降、急減しました。一方でワクチン接種後に発熱やけいれんを伴う脳症「ADEM」を発症する例が年に1件ほどあり、このワクチンは05年に接種が控えられるようになりました。

 Q 副作用のない新しいワクチンの開発は難しいのかな?

 A メーカーは、サルの細胞から培養したウイルスを使った新たなワクチンを開発しました。これを受けて10年に国が、自治体から市民へ接種の通知を再開するよう指示しました。

 Q その新しいワクチンでも、ADEMがあったの?

 A 237件の中にはADEMの疑い11件が含まれていました。今後専門家らは、これらが実際にADEMだったかや、ワクチンとの関係を調査するということです。

 Q 結果が出るまでワクチン接種は控えた方がいいの?

 A 厚労省は、豚の血液検査の結果から、ウイルスを持った蚊は毎年発生しているため国内でも感染の可能性があり、ワクチン接種が発病を抑えているとみています。会議は「すぐに接種を中止する必要はない」としましたが、岡部信彦委員は「流行するのは夏なので、心配なら専門家の調査結論を待ってもよいのでは」と話しています。(科学環境部)

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続く

http://mainichi.jp/opinion/news/20121101ddm002070085000c2.html

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2012年10月 5日 (金)

iPS細胞:卵子を作成…マウスの子誕生に成功 京都大

毎日新聞 2012年10月05日 03時00分(最終更新 10月05日 03時24分)

iPS細胞から作成された卵子を使って生まれたマウス=林克彦・京都大准教授提供

iPS細胞から作成された卵子を使って生まれたマウス=林克彦・京都大准教授提供

マウスのiPS細胞から作成した卵子=京都大提供

マウスのiPS細胞から作成した卵子=京都大提供

 マウスの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から卵子を作成し、体外受精によって正常な子供を誕生させることに、京都大の研究グループが世界で初めて成功した。昨年、iPS細胞から作った精子での受精、出産に成功したと発表しており、理論上、人工的に作成した精子と卵子によって子供を作ることが可能になる。5日付の米科学誌「サイエンス」電子版に掲載された。

 生殖機能のメカニズムの解明がさらに進んだことになり、将来的には不妊症の原因解明や治療につながることも期待される。ただ、ヒトへの応用などを巡り、倫理面や技術面で議論を呼びそうだ。

 実験に成功したのは、京大の斎藤通紀(みちのり)教授(発生生物学)らの研究グループ。iPS細胞と同じ万能細胞とされる胚性幹細胞(ES細胞)でも、同様の方法で子供が誕生したという。

 グループは、マウスの胎児の細胞から作成したiPS細胞に、2種類のたんぱく質などを加えて培養することで、精子や卵子の前段階となる「始原(しげん)生殖細胞」に極めて似た細胞を作った。

 精子の場合、この始原生殖細胞を雄の精巣に移植して作った。しかし、卵子はそのままでは分化しにくく、雌の胎児に含まれている、分化を助ける役割を果たす体細胞と一緒に培養したうえで、雌の卵巣へ移植した。

 その後、約4週間で卵子ができ、通常の体外受精の手法で雌の仮親の子宮に受精卵を移植した。生まれた子供は雄雌ともに生殖能力を持つ正常な個体に育ち、孫の世代が生まれたという。

 斎藤教授はヒトなどへの応用について、「マウスで得られた知見を生かす時期に来たと思うが、マウスとヒトは大きく違う」として、まだ初期の研究段階であると強調した。不妊症の治療についても「技術的、倫理的な問題をクリアする必要があり、一足飛びに進むのは難しい」と話した。【五十嵐和大】

 ◇解説 生命倫理上の問題も…ヒト応用、具体的な議論急務

 マウスの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から卵子を作成し子供を誕生させることに、京都大の研究グループが成功した。精子や卵子といった生殖細胞は、他の細胞と異なる複雑な過程を経てできるため、人工的に作成するのは難しい。特に卵子は、その機能から、精子以上に作成が困難という見方もあり、今回の成果は画期的と言える。

続く

http://mainichi.jp/select/news/20121005k0000m040089000c2.html

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2012年9月20日 (木)

ヒトの精子の動き3Dで初追跡

 

関連ニュース:検査

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2012年9月18日 (火)

海馬:睡眠時間長いほど体積大きい 東北大チームが調査

毎日新聞 2012年09月17日 22時28分(最終更新 09月17日 22時39分)

 睡眠時間の長い子どもほど、記憶や感情に関わる脳の部位「海馬」の体積が大きかったことを、東北大の滝靖之教授らの研究チームが突き止めた。18日から名古屋市で開催の日本神経科学大会で発表する。

 うつ病や高齢者のアルツハイマー病患者で、海馬の体積が小さいことが分かっており、滝教授は「子どものころの生活習慣を改善することで、健康な脳を築ける可能性がある」としている。

 研究チームは2008年からの4年間で、健康な5〜18歳の290人の平日の睡眠時間と、海馬の体積を調べた。睡眠が10時間以上の子どもは6時間の子どもより、海馬の体積が1割程度大きいことが判明した。(共同)

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