今年1月、中国共産党系機関紙「北京青年報」が衝撃的なニュースを掲載した。「河南大用食品グループ」が、病気で死んだ鶏を長期にわたって加工販売し有名ファストフード店で売っていた。有名なファストフード店とは、中国のマクドナルドとケンタッキー・フライド・チキン(KFC)である。
日本のマクドナルドは一部に「河南大用食品グループ」の鶏肉を使っていると認めている。
2011年度に中国から鶏肉調達品として22.2万トン輸入されていた。
何故中国の鶏肉は危険なのか!
中国の養鶏場では、鶏舎には窓はなく、1坪あたり90羽近い超過密飼いで羽ばたきも出来ない状態(40羽が適正)。人間が飲めないような水を飲ませていることから病気が発生いても何らおかしくない状態。2月には河南大用の鶏が数万羽も大量死、死骸はどこに運ばれたか不明。
河南大用では「成長ホルモンや抗生物質」が鶏に過剰に投与され問題になって以来、こうした薬物は簡単に使えなくなったため、大量死になった可能性があると言う。裏を返せば中国では「成長ホルモンや抗生物質」無ではブロイラー産業が成り立たないことを物語っている。
抗生物質を使っても、病死する鶏は1割を超す。鶏舎1棟で5万羽ですから5千羽は病死していることになる。現在4億羽出荷している。この中に恐ろしい数の病死が含まれている可能性があるのだ。
抗生物質を使っても出荷前に休薬期間を設ければ、ほぼ鶏から排せつされる。しかし、中国では出荷直前まで抗生物質を使う。そうしなければ半分は死んでしまうのだ。
2011年に中国では「飼料添加剤管理条例」で、飼料として与えていい原料と、飼料に加えていい添加剤と薬剤の3つを決めた。だが、このリストに載っていない薬物を探す方が難しい。それほど広範囲に認めた。よって何でも使っていい状況。
抗生物質より危険な有機塩素
養鶏農家は抗生物質は違反だとは知りませんから、薬剤販売会社の言いなり、この薬剤が効くよと言えば何の抵抗もなく鶏に使う。有機塩素であるDDTやBHCは毒性が問題となり世界中で禁止されたが、中国では未だに使用していることから土壌が汚染され、高レベルで残留している。有機塩素は神経を侵す。一番危険なのは発がん作用があることです。昨年、印刷会社の元従業員が担癌を発症し、少なくとも8人が死亡し社会問題となったが、その原因と言われた有機溶剤も有機塩素系化合物である。
このような土地で猛毒米をつくり日本に輸出している。例えば残留BHC0.14mg/Lの土壌にトウモロコシを植えると、トウモロコシからはほぼ同数値が検出される。
こうした危険な中国産鶏肉が日本の検疫では、通常、重金属や有機塩素は検査しないと言う。
中国産鶏肉調整品の代表例
唐揚げ、焼き鳥、フライドチキン、チキンナゲット、ミートボール、竜田揚げ等、輸入された22.2万トンのうち、半分は外食産業で消費されている。
外食産業の場合、表示義務がないことや、味付けしたものや加工食品はほぼ表示義務はない。
安いから中国産を食べるというのは、それなりの覚悟を伴うということ。それでもあなたは中国産を食べますか?
ウォーキング日記
4月の目標 850.000歩「1日28.833歩(24.1km)」
4月27日 走法 ラン&ウォーク 38.358歩(30.7km)
4月トータル875.130(700.1km)
達成率 114.4%
今日、4万歩に到達しなかったことから今月の100万歩は厳しくなった。残り3日で約12万5千歩、一日に換算すると約4万2千歩。気象条件さえ良ければ可能性は幾らかあるが、今のような寒さでは100万歩は諦めムード。
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